さまざまな製品が販売されているオールインワンゲル。商品説明では「独自の優れたいセブンを使用しています」とアピールされていますが、良い成分でも「浸透力」がなければ意味がありません。

肌への浸透力

1.オールインワンゲルは浸透力が大切

どんなに優れた成分が入っているオールインワンゲルでも、浸透力がないものは肌に塗っても時間が経つにつれてゲルが蒸発するだけで、全くお肌にとって効果がありません。

お肌は表面から順に「表皮」、「真皮」、「皮下組織」にわかれています。

このうち表皮の一番外側にある「角質層」(角層)は、角質細胞がレンガのように積み重なり、隙間にセラミドを主な成分とする細胞間脂質が角質細胞を結びつけ、お肌の潤いを守っているのです。

真皮には「皮脂腺」と呼ばれる皮脂と汗が混ざった成分があり、これが混ざりあうことで、自然の保護・保湿クリームが生まれ、細菌やカビの繁殖からお肌が守られています。

また、同じく真皮には「コラーゲン繊維」と「エラスチン」が張り巡らされ、それらが表皮を支えてお肌の弾力とツヤを保っています。

つまり、オールインワンゲルは表皮だけではなく真皮にも浸透する製品を選ばなければ、全く意味がありません。

 

2.浸透力が優れているオールインワンゲルとは

「ナノ化されているかどうか」と、「成分が複合化されているかどうか」がポイントです。

「ナノ化」とは成分(分子)を本来の大きさより小さくすること(低分子化)を指します。例えば、ヒアルロン酸はそのまま配合すると、角層の奥にすら届きませんが、ナノ化ではこれを小さくし、真皮に成分を浸透させます。

「成分の複合化」とは複数の成分を組み合わせることです。コラーゲンやヒアルロン酸でされていることが多く、そのままでは大きくて浸透しない成分を小さくし、しかも相乗効果でお肌への効き目を高めてくれます。

ナノ化している製品は宣伝に

「すみずみまで」、「高浸透力」、「低分子/高分子」(※高分子:大きい分子)、「肌なじみがいい」、「べたつかない」

このような言葉を使っています。

成分の複合化がされている製品は

「コラーゲン」「パック」「ヒアルロン酸」「アンチエイジング」

このような「『美容に良さそうな言葉を組み合わせた成分』が配合されている」と宣伝でうたっているので、意識してみましょう。

オールインワンゲルは女性向けの製品なので、難しい・論理的な説明ではなく、感覚的な説明がされているので、覚えておくだけでも便利です。

 

3.浸透力が優れているオールインワンゲルにはこんな効果がある

ほとんどのオールインワンゲルでは起こりませんが、ごくまれに「肌からモロモロ(カス)が出る」という製品もあります。

このモロモロが出てくる原因には「肌を強くこすっている」、「ジメチコンやカルボマーが肌の成分と反応した」もありますが、一番は「浸透力が足りない」ためです。モロモロが出ない製品を使うと、朝の忙しいときにオールインワンゲルを塗った直後にメイクをしても、キレイに仕上がるようになります。

またオールインワンゲルに含まれている成分がお肌全体に行き渡るようになるので、今よりお肌の状態がよくなります。

浸透力の高いオールインワンゲルは私達の美を力強くサポートしてくれるので、そうした製品を選びたいですね。

オールインワンゲルを選ぶときは含まれている成分だけではなく浸透力にも注目しましょう。浸透力がない製品は配合されている成分がお肌の表皮や真皮に届かないので、いくら使っても効果が出ません。

浸透力が高いオールインワンゲルは、特殊な技術を使って成分を低分子化していることを広告で謳っています。それを参考に製品を選んでみましょう。