みなさんは基礎化粧品全般に関して、何を基準に選んでいますか? 美白、アンチエイジング、ニキビ予防・・・様々な効果を謳った製品が数多く売り出されていますが、無視できないことといえばやはり「肌への優しさ」ではないでしょうか。毎日使うオールインワンゲルだからこそ、たとえ敏感肌でなくとも肌に優しい製品を使いたいものですよね。それでは「肌に優しいオールインワンゲル」を購入する場合、いったい何を基準に選べばいいのでしょう。

どちらが良いか迷う

 

1.無添加オールインワンゲルなら、低刺激で肌にも優しい

私たちの肌に刺激を与える原因のひとつといえば、やはり「添加物」。最近では多くの「無添加オールインワンゲル」が発売されていますが、そもそもこの「添加物」、私たちの肌にどのような影響を与えているのでしょうか。

まずは添加物の中でもアレルギー症状を引きおこしたり、敏感肌の方にとって刺激になる物質として、「合成香料」や「合成着色料」、「防腐剤」などが挙げられます。多くの合成香料は石油から作られており、これが敏感な肌にとっては強い刺激に。合成着色料の場合も、石油由来の成分である「タール色素」にご注意ください。

タール色素は成分表示の部分に色と数字(「赤201」など)で表記されており、肌への刺激やアレルギーの原因にもなる物質。そして、防腐剤として使用されている「パラベン」は、皮膚炎などのアレルギー症状の原因となることが指摘されているのです。

添加物の中でも「鉱物油」や「石油系界面活性剤」、「アルコール」などは、肌の乾燥の原因にもなる成分。鉱物油は肌を保護する「ワセリン」としても利用されていますが、肌に蓋をしすぎて皮脂などの汚れを毛穴に閉じ込めてしまい、炎症の原因になってしまうことも。

さらにはなかなか落としづらく、過度に洗顔することで肌が乾燥してしまう場合もあります。洗剤などにも利用される石油系界面活性剤は洗浄力が強く、肌にとって必要な皮脂を取り除いてしまうことで乾燥の原因に。そして揮発性があるアルコールは、蒸発する際に肌の水分も一緒に奪ってしまうのです。

多くの化粧品に含まれている添加物ですが、人によっては肌に大きな影響を与えることがあるんですね。一口に「無添加オールインワンゲル」といっても、どの添加物が配合されていないのかは製品によって差があります。肌に優しいオールインワンゲルをお探しの際には、まずご自身の肌に合わない添加物が何であるかを理解し、きちんと成分を確認してから購入するのがおすすめですよ。

 

2.「無添加」プラス「セラミド」配合のオールインワンゲルは、特におすすめ

添加物は肌に直接刺激を与えたり、乾燥を引き起こすものがあるというお話をさせていただきました。そう、この「乾燥」も、肌に大きなダメージを与える刺激のひとつ。肌に優しいオールインワンゲルを使用するのであれば、直接的な刺激を排除するだけではなく、肌の潤いだって大切にしたいですよね。そんな時に注目したい成分が、「セラミド」です。

セラミドは私たちの肌にもともと含まれている、肌のバリア機能を支える「細胞間脂質」という成分のこと。肌の水分を保つことで乾燥を防ぐ働きがありますが、年を重ねるごとに減少してしまうのも特徴です。

敏感肌や乾燥肌の方は、このセラミドが不足しているということ。特に敏感肌や乾燥肌の方は、オールインワンゲルを選ぶ際「無添加」であることにプラスして、この「セラミド」を配合した製品を選択するのがおすすめです。

セラミドの中には「合成セラミド」や「天然セラミド」、「バイオセラミド」といったものがあり、中でもバイオセラミドには1~7、6Ⅱといくつかの種類があります。バイオセラミドは「セラミド2」「セラミド7」といった形で表記されており、数字とともにその役割も少しずつ違います。

例えばセラミド2は「肌の水分を保つ」働きがあるのですが、セラミド7の働きは「肌の細菌バランスを整える」こと。保湿目的でオールインワンゲルを選ぶのであれば、天然セラミド配合のものか、バイオセラミドのなかでも保湿に強い「1」「2」「3」「6」のどれかが配合されているものがおすすめ。全ての数字を配合しているオールインワンゲルでも、もちろんオーケーですよ。

 

3.無添加オールインワンゲルなら、ニキビ肌の方でも安心して使える

無添加のオールインワンゲルを特におすすめしたいのが、ニキビ肌でお悩みの方です。

ニキビは毛穴に皮脂が詰まってしまうことで発生するため、ニキビが良くできる方はつい「自分の肌が脂性だからだ」と思ってしまいがち。しかしニキビの根本的原因のひとつは、実は「乾燥」なのです。肌内部が乾燥すると角質が硬くなってしまうのですが、毛穴もそれに伴って細くなります。

乾燥した肌を保護しようと多量に皮脂が分泌されますが、肌の内部は硬く乾いたまま。その結果、分泌した皮脂が細くなった毛穴に詰まってしまい、ニキビができやすくなってしまうというわけ。

ニキビ肌の方はニキビの原因である皮脂を嫌うあまり、念入りに洗顔しがち。さらには使用する基礎化粧品もさっぱりしたものを選ぶ傾向にあります。これが肌の乾燥を加速させ、更にニキビができやすくなるという悪循環に陥ってしまうんですね。「しっかり洗顔をしているのにニキビが治らない」とお悩みの方は、もしかしたら脂性ではなく乾燥肌なのかもしれません。

そんなニキビ肌の方にこそ使って頂きたいのが、無添加のオールインワンゲル。先ほどご説明したように、添加物は肌の乾燥を招く原因のひとつ。無添加のものであれば乾燥の軽減にもなりますし、低刺激なのでニキビで敏感になっている肌にも優しく使用することができます。さらにセラミド配合のオールインワンゲルを使用することで、肌内部にうるおいを与えることができるでしょう。

いかがでしたでしょうか。低刺激で、なおかつ保湿力が高い製品を選ぶことが、肌に優しいオールインワンゲルを選ぶコツ。敏感肌やニキビ肌以外の方にとっても、肌をすこやかに保つために保湿はとても大切です。

「保湿をしっかり」と聞くと何だか面倒な印象がありますが、きちんとした成分の製品を選べばオールインワンゲル1本でも十分可能。みなさんもぜひご自身に合った、肌に優しいオールインワンゲルを探してみてくださいね。